子どもに体験させたいこと
子どもにはいろいろな体験をさせてあげたい。
けれど、冬は寒くてあまり出かける気持ちになれません…
でも!
スキーに行くのなら話は別。
普段の生活で雪を見ることがほとんどないので、
一面真っ白の雪景色を見るだけで大人の私もテンションが自然と上がります。
というわけで、先週、家族でスキーに行ってきました^ ^
スキーをするだけでなく、
新幹線に乗ったり、
普段見ることのない雪景色を見たり、
その土地の食事を味わったり、
温泉に入ったり、
外国人の観光客に出会ったり・・・
とさまざまな体験をすることができました。
でも、
子どもにとっては意外なことが心に残ったようです。
帰りの電車の中で、息子が私に
「さっきのバスの中で、お隣のお兄さんに助けてもらったんだ…」
と嬉しそうに話してくれたのです。
宿泊先から新幹線の駅まで送迎バスに乗ったのですが、
乗客が多くて私たち家族は皆、補助席に座ることになりました。
私は息子が補助席の座面を倒すのを見て、
学校の遠足で補助席使ったことあるのかな?と思い、
息子が座り終わるまで見届けることはせず、自分の座席に着きました。
ところが、息子は補助席の背もたれが2つに折りたたまれているのを知らずに短いまま座っていたのです。
そして、それに気づいた隣のお兄さんが背もたれを伸ばしてくれたのだそうです。
そんなことがあったとは全く知らなかった私は、
その話を聞いたとき、
「私がちゃんと見てやるべきだった…」と
一瞬ですが、とても反省しました。
でも、知らないお兄さんに親切にされてとても嬉しそうにしていた息子を見て、
「○○くんも、大きくなったらそんな親切なお兄さんになれるといいね!」という言葉が自然と出てきました。
何から何まですべて親が面倒を見ていたら、
こんなすてきな体験はできなかったかもしれません。
人とのすてきなかかわりを持つこと…
子どもにはそんな体験をこれからもたくさんしてほしいと思った今回のスキー旅行でした。