視点を変えて見てみよう

日々のありふれたできごとを、ちょっと違う視点から見るのが大好きな二児の母の日記

瞑想が意外なところで役に立った

私は瞑想が苦手だ。

 

ヨガのレッスンに通い始めて4年半ぐらい経つが、

私は瞑想が苦手だ。

呼吸に意識を集中するのがポイントなのだそうだが、

どうしても

次々といろんな考えが思い浮かんでしまうのだ。

「何も考えない」ことができない。

 

そんな私がほんの少しの間ではあるが、

先日、瞑想の恩恵を受けることができた。

 

それは、人間ドックの内視鏡検査の最中である。

 

今回は鼻から管を通す方法で検査をしてもらった。

口からよりは苦しくないとクリニックの担当者から

勧められたが、

それでも体に異物が入っていく気持ち悪さは

かなりある。

身体が思い切り緊張していたのだろう。

担当の看護師さんが

私の背中をやさしくさすりながら

「深呼吸をしてみましょう。」と

声をかけてくれた。

 

そのとき私は気づいた。

「ああ、呼吸に意識を集中すればいいのだ。」と。

そして、何度か息を吸って吐いてみた。

すると、身体の緊張が自然とほぐれ、

苦しさからほんの少し解放された。

管はどんどん身体の奥に入っていき、

異物が体内にあるという違和感は消えないものの、

痛さや苦しさはほとんど感じなかった。

 

瞑想がこんなところで役に立つとは思ってもいなかった。

 

さて、次はどんな場面で私を助けてくれるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつまで読み聞かせ?

子どもたちが幼い頃から、夜寝る前に読み聞かせをしている。

 

その子どもたちも、上が中学1年生、下が小学3年生になった。

上の子が本を自分で読むようになったのは小学1年生の後半だったと思う。

でも、下の子は小学3年生になってもまだまだ自分で本を読むことは(できるのかもしれないけれど)しない。

 

読み聞かせの卒業はいつになるのだろう?

 

最近よくそう思う。

 

もう3年生なんだから、自分でどんどん本を読めるんじゃないかな?

 

そんな風に思う。

 

いつまでもこんなに甘えん坊でいいのかな?

 

こんなことを思ったりもする。

 

だけど、

今読み聞かせをしている本があまりに面白いので、「読み聞かせをさせてくれてありがとう」と思うことにした。

 

それはこの本。

 

ほらふき男爵の冒険 https://www.amazon.co.jp/dp/4035165107/ref=cm_sw_r_cp_api_PEMsBbSPPQMZF

 

落語のように面白いのだ。

ちょっと難しい言葉を使って、もっともらしく言っているように聞こえるけれど、よく考えてみるとバカバカしいこと言ってるだけ…

という場面満載。

 

少し読み続けるとオチが見えてくるのだけれど、実はさらにその先にオチがあるのだから大人でも笑ってしまう。

 

 

読んでいる大人も面白いし、聞いている子どもも面白い。

 

それで十分じゃないか。

そう思えてきた。