視点を変えて見てみよう

日々のありふれたできごとを、ちょっと違う視点から見るのが大好きな二児の母の日記

瞑想が意外なところで役に立った

私は瞑想が苦手だ。

 

ヨガのレッスンに通い始めて4年半ぐらい経つが、

私は瞑想が苦手だ。

呼吸に意識を集中するのがポイントなのだそうだが、

どうしても

次々といろんな考えが思い浮かんでしまうのだ。

「何も考えない」ことができない。

 

そんな私がほんの少しの間ではあるが、

先日、瞑想の恩恵を受けることができた。

 

それは、人間ドックの内視鏡検査の最中である。

 

今回は鼻から管を通す方法で検査をしてもらった。

口からよりは苦しくないとクリニックの担当者から

勧められたが、

それでも体に異物が入っていく気持ち悪さは

かなりある。

身体が思い切り緊張していたのだろう。

担当の看護師さんが

私の背中をやさしくさすりながら

「深呼吸をしてみましょう。」と

声をかけてくれた。

 

そのとき私は気づいた。

「ああ、呼吸に意識を集中すればいいのだ。」と。

そして、何度か息を吸って吐いてみた。

すると、身体の緊張が自然とほぐれ、

苦しさからほんの少し解放された。

管はどんどん身体の奥に入っていき、

異物が体内にあるという違和感は消えないものの、

痛さや苦しさはほとんど感じなかった。

 

瞑想がこんなところで役に立つとは思ってもいなかった。

 

さて、次はどんな場面で私を助けてくれるのだろうか?