視点を変えて見てみよう

日々のありふれたできごとを、ちょっと違う視点から見るのが大好きな二児の母の日記

スープジャーのお弁当始めてみました

先週からスープジャーのお弁当を始めてみました。

中学生の娘のお弁当です。

 

以前からスープジャーという汁物を保温できるお弁当箱があることは知っていました。

けれども、自分がスープジャーのお弁当を食べてみたことがないので、娘にそれを持たせることに躊躇していたのです。

それに加えて娘はとても猫舌。もしお弁当のスープが熱々で食べられなかったらどうしよう…とも思いました。

 

そんなこんなでしばらくスープジャーのことは忘れていたのですが、たまたま『スープジャーのお弁当』という本を読んでみたら、短時間で作れるし、何しろ寒い時期に温かいお弁当が食べられるのは魅力的に感じられたのです。

 

それがこの本。

f:id:tamakidblog:20190117155359j:image

奥薗壽子のスープジャーのお弁当 手づくりスープはカラダにやさしい! https://www.amazon.co.jp/dp/4418133445/ref=cm_sw_r_cp_api_i_x9bqCbT8676NC

 

 

それに加えて、なんと近所のスーパーでサーモスのスープジャーがセールになっているではありませんか。

 

これは試してみるしかない!

と思って早速購入。

 

次の日からスープジャーのお弁当を娘に持たせることにしました。

 

ただ、300mlのスープジャーだけで足りるのかどうかわからなかったので、いつもより軽めのお弁当も追加。

 

結果は、スープジャーとおにぎりぐらいでちょうど良いとのこと。

そして気になる温度は、猫舌の娘にもちょうど良いぐらいの温かさだったということです。

 

それからは、スープジャーに小さめのおにぎり2個とみかんが定番になりました。

 

今まで作ったスープは、

えのき入りかき玉スープ

生姜と玉ねぎのとろとろスープ

大根の味噌おじや

ブロッコリーのミルクスープ

鶏団子としめじのスープ

豚汁

です。

 

今は前出の本を参考にメニューを決めていますが、そのうち自分でアレンジしていろいろ作ってみたいと思っています。

 

私が中高生のとき、こんなお弁当箱があったら…

今の子どもたちが羨ましい…

 

そして、自分に経験がないからというだけで避けてしまうのは、実にもったいないなあと思ったのでありました。

 

 

 

 

 

美術作品を鑑賞して思ったこと

先日、東京ステーションギャラリーの企画展「吉村芳生 超絶技巧を超えて」を家族で観に行きました。

 

f:id:tamakidblog:20190107153934j:image

http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201811_yoshimura.html

 

展示されていた作品は、どれも鉛筆や色鉛筆というどの家庭にもある身近な道具で描かれたもの。それがまるで写真のようにリアル。

 

ちなみに上の写真の作品は、新聞紙の上に鉛筆で自画像を描いているように見えますが、実は新聞紙も手書きです。

 

今回は、たまたま友人のフェイスブックの投稿を見たのをきっかけに、色鉛筆で絵を描くのが好きな娘に観せたくて、この企画展に行くことにしました。

 

そういうわけで、私自身は美術鑑賞にはあまり関心がないのが正直なところ。

 

だから、素晴らしい作品を目の前にしても、どこをどう観てよいのかよく分かりません。ただなんとなく眺めてしまいます。

 

でも、よく美術作品は自由に観てよい、と言います。感想は人それぞれだと。

 

そこで帰宅後に、コーチングを学んでいる子育て中の母として、頭の中で鑑賞し直してみることにしました。

 

まず頭に浮かんだことは、今日観た作品は人が描いているからこそ「すごい!」と感じたことです。写真みたいで写真ではない。そこに驚いたのです。

 

もしこれらの作品が絵ではなく写真だったら、こんなに感動するだろうか?

 

たぶん、ここまで感動しないんじゃないか。

 

だったら私は何に感動しているんだろう?

 

それは、作者のGRIT つまり「やりぬく力」、それと身近なものを切り取る力なんじゃないか。

 

畳何畳分もある作品を色鉛筆で仕上げる根気。一体、作品を完成させるまでどのくらいの時間をかけたのだろう。

 

新聞紙の上に自画像を描くという発想。

 

普通は背景にあってもないことにされてしまう金網に焦点を当てて、それだけを延々と描くという発想。

 

そんな目に見えないことに感動したんじゃないか。

 

たぶん、写真だったらこんな風には思わないはず。

 

人の目って、見えないことも見えるんだと思えてくる。

 

そう考えると、子どもたちのことも、目に映るところだけでなく、そうでないところも見ようと思えば見えるんだと思えてくる。

 

工作やってゴミを散らかしっぱなし!という面もあるけど、こんなモノを作ろうっていう発想がいいな!とか、

 

学校の宿題やらずに、漫画ばかり読んで!という面もあるけど、実は内容的に素晴らしい物語を鑑賞しているんだ…とか。

 

どうやら私も私なりの鑑賞ができたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人に教えることは効果的な学習方法

先週末、わが家に娘の友だちが二人やってきました。

遊びにではなく勉強をしに。

 

なんでも、その友だちに、

「幾何が壊滅的なので、教えてほしい。」と

頼まれたのだとか。

 

中学生女子が三人集まって、

本当に勉強するの?

と当初私はかなり疑っていましたが、

賑やかにおしゃべりしつつも、

やるべき課題は終えられたようでした。

帰るとき、みんな満足そうな顔をしていたので、

私もうれしく思いました。

 

ところで、

私は娘が小学生のころから、

「お友達にお勉強を教えてほしいと言われたら、

めんどくさがらずに教えてあげようね。」

と言い続けていました。

 

 

それは、「教える」ということが

とてもよい勉強方法だと感覚的に思っていたからです。

 

しっかり理解できていれば、

分かりやすく説明できるし、

ぼんやりした理解ならば、

あやふやな説明しかできません。

 

実は、この考え方は研究によっても裏付けされているようです。

『Learn Betterー頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』にも、

あるテーマについて人に教えることで、私たちはその概念に自分なりの解釈を加える。そのテーマの何が重要かを明確にし、自分の言葉に直すことによって、専門知識を深めるのである。

と書かれてあります。

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ https://www.amazon.co.jp/dp/4862762581/ref=cm_sw_r_cp_api_N4I.BbD66JNPW

 

友だちに勉強を教えると、

その友だちの成績が上がるかもしれない…だけど

それよりも自分の勉強をしっかりやって自分の成績を上げてほしい…

と親としてはついつい考えてしまいがち。

 

そんなとき、私は、

「成績順位って本当に大事なこと?

本当に大切なのは学習したことを身につけることだよね。」

と自分に言い聞かせるようにしています。

 

そして、学習したことを身につけるのに効果的な方法の一つが

「人に教えるということ」。

 

友だちに勉強を教えるということは

自分の勉強にもなるということ。

 

娘の学校ではもうすぐ期末テストが始まります。

 

うちに来てくれたお友だちも娘も

幾何の学習がしっかり身についているといいのですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

りんごの切り方を変えてみて思ったこと

今まで当たり前だと思っていたことが、実はそうではないことが分かった…

そんなことはありませんか?

 

最近、食欲の秋のせいか、食のことがとても気になっています。

そこで入手したのがこの本。

毎朝聴いているラジオ番組J-WAVE TOKYO MORMING RADIOで以前紹介されていたのがきっかけで購入した本です。

f:id:tamakidblog:20181106135652j:image

その調理、9割の栄養捨ててます! https://www.amazon.co.jp/dp/4418173080/ref=cm_sw_r_cp_api_Vyr4Bb31XSX04

 

この本には、野菜が持っている栄養素をなるべく減らさずに調理する方法が書かれています。

 

秋も深まり美味しくなってきたりんご。

そういえば、りんごの切り方もこの本に載っていたことを思い出し、早速実践してみることにしました。

 

すると、りんごを縦ではなく横に皮ごとスライスして食べるのが良いと書かれていました。

りんごで食べられないのは種だけ。

皮や芯のまわりを取り除いてしまうのは、とてももったいない食べ方なのだそうです。

 

本には「りんごを横向きにして、上から輪切りに」と書いてあるのですが、その方法だとりんごが安定せず切りにくいので、私はまずりんごを縦半分に切ってから、横向きにして薄くスライスしてみました。

この方法だと、とっても楽に切れるので、忙しい朝でもりんごを食卓に出すのが面倒ではありません。

それにこの方法なら、りんごの皮を剥くのを怖がっていた子どもたちもチャレンジできそうです。

 

今まで皮と芯を取り除くのが当たり前だと思っていたのですが、

実はその方法だと手間もかかるし、栄養素も逃がしていたのです。

 

よくよく考えてみれば、この「当たり前」って何なのでしょう?

思考停止の言い訳になっていないかしらん?

とりんごの切り方を変えてみて思ったのでありました。

 

 

 

 

大人にだって友だちはいる

昨日、友だち3人で等々力渓谷へ散策に行きました。

ただ何となく歩くのではなく、姿勢を意識しながらゆったりと。

自然に囲まれ、背筋を伸ばし、おしゃべりしながら歩くと、身体も心もすっきりします。

f:id:tamakidblog:20181017142357j:image

 

そこで、家へ帰ってから小3の息子に

「今日はお母さん、お友だちと一緒にこんなところに行ってきたんだよ!」

と上の写真を見せると、

「へえ。」

と適当にあいづちをうってくれただけで全く興味ない様子。

 

さらに、夕飯を食べながら中1の娘に

「今日はお母さん、お友だちと一緒に等々力渓谷に行ってきたんだよ!」と同じように話すと、予想外のリアクションが…

 

「お母さんって、友だちいたの???」

 

そんな風に思っていたなんて、こっちのほうがビックリ。というか、かなりショック。

 

「ええっ!お母さんにお友だちいないと思っていたの?」

「うん、というか、大人には友だちっていないのかと思ってた。友だちって子どもだけのものかと思ってたよ。」

 

なるほど、

一緒に仕事をするだけの人、子ども同士が友だちだからという理由でお付き合いをする人、挨拶程度しかしないご近所さんなどは友だちとは言わないかも…

 

そして、

子育てに忙しかった数年前までは友だちっていなかったかも…

 

でも今は、

子育てコーチングを学ぶ場やオンラインコミュニティで知り合った友だちがいます。

そして、

その中でも特に気の合う友だちと一緒に過ごす時間を少しずつ増やしています。

 

家族と過ごすことも大切だけれど、

友だちと過ごすことも大切。

大切な人と一緒に過ごしていると、自分のことも大切に思えてくる。

だって、その大切な人にとっても私は大切でしょう?

 

それにしても、娘の一言には驚きました💦

 

 

 

 

中学受験をするかしないか?

中学受験をするか、しないか?

 

息子が小学三年生なので、「中学受験」というキーワードが気になる時期になってきました。

 

そこで先日、実践教育ジャーナリストの矢萩邦彦さんと中学受験専門カウンセラーの安浪京子さんとの共催によるセミナー、

「これからの受験 ~豊かに生きるための選択を考える」に行ってきました。

【セミナー告知】これからの中学受験〜豊かに生きるための選択を考える | アッサンブラージュな日々

 

安浪さんのセミナーは今までに何度か足を運んだことがあるのですが、

毎回、その場でしか聞けないオフレコの貴重な情報を聞くことができて、オトク度満点です。

 

今回のセミナーもオフレコ満載で、参加してきて本当によかったと思いました。

 

特に中学受験のための塾の情報はこれから受験を考えるにあたって大変参考になりました。

 

オフレコの情報なので、ここで詳しく書くことはできませんが、

私がその情報を聞いて思ったのは、「子どもの勉強を塾に丸投げしてはいけない!」ということです。

 

受験塾には、高校受験や大学受験のための塾もありますが、その中でも中学受験用の大手塾はとりわけビジネス化しているのだそうです。

つまり、株主を見て経営している度合が強く、子どもや保護者を見ているわけではないと。

 

そうすると、優秀な先生からリストラされるという不思議なことが起きるらしいのです。

 

なぜか?

 

優秀な先生と凡庸な先生がいた場合、優秀な先生のクラスに入れなかった子どもの保護者からクレームがくるのだそうです。

クレームを避けるためには講師の質を均一化していく必要があるので、優秀な先生にやめていただくのだと。

 

こんな大手塾に子どもを任せていいのか?!

やはり、結局は家庭教育が大切だ!

と気づかされたセミナーでした。

 

中学受験をするかしないかの結論は

まだ出ていませんが…

 

 

ちなみに、安浪さんのセミナー情報は、いつもLINEから得ています。

上記リンク先の記事のいちばん下に、LINEの「友達追加ボタン」がありますので、よかったらどうぞ。

 

それと、こちらの書籍もとても参考になります。これから中学受験を考えようと思っている人はぜひ。

 

中学受験を考えたときに読む本 https://www.amazon.co.jp/dp/4800314453/ref=cm_sw_r_cp_api_GIYMBbBGSZ31Y

 

 

 

目にアルカリ性が入ると危険!

事の重大さは

その最中ではなく、後から分かる…

 

そんな思いを先日しました。

 

夜、台所で洗い物をしていたとき、

台所用洗剤をスポンジにつけようとしていたら、

洗剤ボトルの穴が少し詰まっていたようで、

洗剤が思わぬ方向に飛び散ってしまったのです。

 

その思わぬ方向というのが、

私の左目。

 

洗剤が原液のまま直接目に入ってしまったので

痛いのなんの…

 

急いで目を洗わなくちゃ!

と思ったものの、目を開けることができない…

 

痛くて痛くてもうたまらない。

 

ジブリの映画「天空の城ラピュタ」の

ムスカ大佐が「目が~!! 目が~‼!」と

叫びもだえるシーンがありますが、

ちょうどあんな感じになってしまったのです。

 

普通、目に異物が入ったら涙が出て

それをある程度は流してくれるものだと思っていたのですが、

今回は涙はぜんぜん出ませんでした。

 

だからとにかく水で洗い流すしかありません。

相変わらず目は開かないけれど、

目を閉じた状態で水をバシャバシャかけまくりました。

 

そのうち、目が少し開けられるようになったので、

洗面所に移動して、目を念入りに洗うことにしました。

うちの洗面所の水栓はシャワーとしても使えるので

水を上向きに出すことができます。

ちょうどプールの後、目を洗うような状態で、

目を手で開き、あっかんべーをしながら

10分から15分ぐらいの間、洗い流しました。

 

すると、目はまだ赤いものの、

痛みがかなり落ち着いてきたし、

夜10時を過ぎていたので、

一晩寝て、明日の朝様子をみて

眼科に行くかどうか決めることにしました。

 

そして翌朝起きてみると、

左目の奥ににぶい痛みを感じたので、

やはり眼科へ行くことに。

念のため、

洗剤の成分表をスマホで写真にとっておきました。

ちなみに洗剤は「弱アルカリ性」でした。

 

眼科へ行くと、

問診、視力・眼圧の検査を経て

診察をしてもらいました。

 

白目に少しキズがあったようです。

目薬を三種類処方してもらったあと先生に、

アルカリ性は怖いんです。

本来は救急に行くべきでした。」

ときつく諭されました。

 

そうなんです。

あとで調べてみたら、

アルカリ性はタンパク質を溶かす性質があるらしく、

目に入ると大変危険なのだそうです。

 

私の場合、洗剤が目に入ってからすぐに

かなり長い間目を洗い続けたのが良かったのだそうです。

 

今はすっかり元の状態に戻った私の目ですが、

もしかしたら視力が失われていたかもしてないと思うと

背筋がぞーっとしました。

 

事の重大さがあとからわかったのです。

 

もしアルカリ性が目に入ったら

まず、十分に水で洗い流し、

救急病院に行く。

このことを覚えておいて損はないと思います。